コンパクトカメラなど購入する時の基準としていろいろな要素があると思いますが、あまり知られていない要素で「レンズの構造の違いが撮影場所を決める」というのがあります。
デジカメはデザインや機能、画素数などいろいろありますが、レンズはその写真のクォリティを決める重要なファクターの一つです。
レンズ構造の違いとは、レンズが外に出るか出ないかで暗いところでの撮影に影響がでるということです。
出ないタイプとは
出るタイプとは
詳しく言うと、出ないタイプのデジカメは基本的に暗い室内などでの撮影を苦手とします。撮影者がピントを合わせた時、デジカメ本体側で「だいたいこんなもんでカンベンして、シャッター切ってー」とピントを「だいたい」で合わせてくれます。だから、結婚式などで暗い室内で撮影してプリントを引き延ばすとピントが何となくボケているのです。これはカメラ側の高処理で改善されつつあるのですが、レンズは何枚かのガラスが合わさって機能する箇所なので物理的に出ないタイプは無理が生じます。
もちろん撮影の目的や使う用途で購入するデジカメは決まると思いますが、参考まで。