最近、来るべきHTML5+CSSの時代を見越して、
ちゃんとしたCSSの技術書を読んでいます。
今まではリファレンス的にHOWTO本や、過去の事例テクニックなどを
ただサンプリングして、「なぜそう記述するか」など全く気にかけずにいたことが
すべて意味のある文法であることを知ることが出来、
気づかずにあったモヤモヤが晴れていく感じでした。
思い返せば、こういった知識が不足していることで、
思い通りに反映が出来ずに試行錯誤を繰り返し、
いたずらに時間を無駄にしたことが結構あったかと思います。
急がば回れではないですが、基礎って大事だな、と
再認識しました。
http://www.amazon.co.jp/dp/487311232X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1263476862&sr=8-1
(この本はぶ厚すぎて読む前からくじけそうになりますが、
HTMLコーディングをする人は一度読んでおくべきかと思います)
ご存知の方もいると思いますが、ご参考までに。。
【alt属性】
・代替テキストという意味で、画像を閲覧することができない環境でも、
情報をテキストや音声で得ることが出来るようにするための属性です。
日本のJIS規格やWAIでも、「画像内容の詳細が理解できるようにすること」
「同等の役割を果たすテキスト」とあり、テキスト画像などはその記述どおりに
書いてあげることが望ましく、風景画像などは「どこのどのような状態」
であるかを詳細に書いてあげることが望ましいようです。
また、リストマークなどの場合には「alt=""」としておくことを推奨しています。
【title属性】
・「当該要素に助言的情報を指定するための属性」とあり、
ある要素に対して補助的な情報を付け足す属性になります。
[一例]
「alt="アキバ経済新聞" title="広域秋葉圏のビジネス&カルチャーニュースのご紹介"」
ただし、今回調べてみてわかったことですが、
2003年の「HTML Techniques for WCAG2.0」草案で、
img要素にtitle属性を用いることに否定的な見解が示されたようで、
W3Cのドキュメントでも2000年頃からは使われなくなっているようです。
未だにいろいろ議論の対象になっているようですが、
補足的な説明の必要があるときにだけ使用したほうが
いいのかも知れませんね。
背景画像を使用したCSSデザインでページを組んでいると
IE6、WindowsXpSP2、かつ特定のPC(特にIBM系のPC)で背景上にある文字が
消えてしまう現象が発生したらしく早速調査してみた。