オープンソースの統合開発環境
私が普段利用しているソフトウェアで無くてはならないものに
オープンソースの統合開発環境ソフト「Eclipse」というソフトがあります。
統合開発環境というと聞き慣れないジャンルのソフトだと思いますが、これは主に
エディタやコンパイラ、デバッガーといったプログラミングに必要なソフトを1本にまとめた
それ一つでプログラミングが開始できるソフトです。
コーディングの際にDreamweaverを使用するように、ある程度の規模のプログラムをする際に無くてはならないツールだと思います。
普通はそれぞれのプログラミング言語に特化されたソフトが数万円~の価格で販売されていますが、Eclipseは無料なので、大変重宝しています。
このオープンソースソフトのEclipseですが、元々はIBMが自社のアプリケーション開発用に開発を開始した統合開発環境で、
2001年にオープンソースコミュニティに寄付されました。
この寄付は「米IBMが4000万ドル相当のソフトをオープン・ソース・コミュニティに寄付」と報道され話題になったそうです。
現在では世界中の開発者がEclipse用のプラグインを開発していて、Javaだけでなく、PHPやPerlといったスクリプト言語の開発環境として、
また、HTML用のエディタとしても利用できるプラグインもあり、
統合開発環境の世界標準となってきています。