師走ということで、忙しくて師匠も走るこの季節。
札幌はもう冬到来!!
道路は雪の下には氷がテカテカで、歩くのも一苦労です。
さて、突然ですが、WEB標準はご存じでしょうか?
WEB標準とは、一言でいうのは難しいのですが、
W3Cという団体が中心となり、
中立的な立場からWeb関連の技術の仕様やガイドラインなどの策定を行い、
WEBを標準化して行こうということを、『WEB標準』と呼んでいます。
・・・
と言っても、何のガイドライン???って思う方もいらっしゃると思いますので、
まずはWEBページってどのようにできているのか見ていきましょう!
実はWEBページは、HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)という文字から成り立っています。
直訳すると、超文字を記述する言語!
(HTMLは、インターネットソフト(ブラウザ)の【表示】-【ソース】で見ることができます。)
本や書類などを書くときも、
箇条書きは先頭に『・』をつけたり、段落を書いたり、
あまり意識をしないで書いているかと思います。
もちろん、HTMLでも文書の構造を考えて、記述していかないといけません。
しかし、以前のWEBページは、『見た目良ければすべて良し!』という発想で、
文書構造や規格はほとんど無視されていました。
(他にも色々な理由がありますが…)
このように、文書構造など規格に準拠した制作方法のことを
通常、『WEB標準』と呼んでいます。
今まで何気に見ていたWEBページですが、
文書構造がちゃんとしているサイトのメリットがたくさんあり、
例えば、音声でサイト見る人(音声ブラウザ)やテキストブラウザで見ている人など、
いろいろな人が閲覧することができるようになります。
それから、閲覧者も見やすいということは、コンピュータも見やすいのです。
コンピュータが見やすい=SEO(検索エンジン最適化)にもつながっていきます。
WEB標準を準拠して制作すると、メリットがたくさんあるということになります。
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